○議長(三浦章君)
荒井総務部長。
◎
総務部長(
荒井淳一君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱2、市有地の適切な管理について、細目1、
亀山地区の市有地への
不法投棄についてお答えいたします。
香木原地先の廃棄物につきましては、テレビ、洗濯機等の家電製品や洗面台、化粧台のほか、
コンクリート殻、約20立方メートルを確認しております。
君津警察署に相談しまして、警察官立会いの下に現地調査を実施しましたが、
当該廃棄物からは、行為者の特定につながるようなものは確認できませんでした。 今後、
当該廃棄物の処理等、適切な対応をするとともに、現在行っている出入口の封鎖に加え、看板を設置するなど再発防止に努めてまいります。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) 二次質問は質問席からよろしくお願いいたします。
感染防止対策のつい立てがありますので、マスクを外して質問させていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 まず、今答弁のあった
亀山地区の
不法投棄についてなんですが、20立方メートルということで、2トントラックで10台以上かかる量があるということで、やはり通りから見えないこともあって量がたくさんあるということが、改めてよく分かったところでございます。住宅地にも近いことから、適切に撤去、あるいはその後の対応をしていただけるという答弁でしたので、これで収めますが、1点だけ指摘すると、この大量の廃棄物を市有地から撤去するのに、やはりそれなりの税負担、
市民負担がございますので、警察としては、犯人が分かる証拠がないために、なかなか引き受けづらいという事情はあるとは思うんですが、市としては、これから
市民負担が発生する以上、しっかりと法的な対応をして、告発なり、被害届を出すなりして、きちんと対応していただきたいと思います。 その後、捜査ができるかは確かに警察の問題なんですが、市としては、しっかりと筋を通すことが大事かなというふうに思います。また、しっかりと撤去を行っていただきたいと、これは要望いたします。 冷静に考えれば、ちょっと怪しい話でよく分からないところもあります。市が土地を貸していた場所ですよね。だから、想像ですけれども借りていた人はもしかしてごみを捨てるために借りたのかなとか、通り沿いじゃない市有地に関しては、なかなか警察も動けないというような事情がほかのところでもありますので、そういうことを知っている悪い方々が、知恵を使ってそういうことをしたんじゃないかとか、いろいろ想像はつくわけですが、市としてきちんと筋が通る形で対応をしていただきたいと、これは要望をするところでございます。 2番目は、高校生の支援についてです。 何と、家庭の
経済状況、所得の状況に応じて大学、短大、
専門学校、また音楽の
専門学校、美術の
専門学校、あるいは保育の
専門学校など、授業料や入学金が所得に応じてほとんど減免をされて、さらには
アルバイト漬けにならなくていいように
生活支援金が7万5,800円支給される制度、実は知らない方も多かったんですよね。もうこの制度は3年目に入ろうとしています。 ですので、これを何とか知っていただくということ。私たちの世代にもありましたよね。親の経済事情で進学を諦める、自分の夢を諦めるという人たちが、周りにもいたじゃないですか。そういう方を救える画期的な制度ができたということをぜひ知ってほしいんです。君津市の高校生、中学生までみんな大事にしてきていますから、市にどうかというふうに聞いたら、数も把握していないし、分からないということなんです。数が分からないということは、どれぐらい周知したらいいのか、なぜ、この
支援制度が届いていないのかというのも分からないじゃありませんか。 ここで私が市長にお願いしたいのは、高校生の支援がやはり必要じゃないかなと。市長がやりたいと今望んでいただいている高校生の
医療費無償化も、ここにつながる話だというふうに考えています。何かというと、今は、医療費の無償化も小学生、中学生までで終わってしまいます。通学路の安全、市を挙げていろんな部署が協力をしてやっていますが、これも私たちの事務としては小中学生が通う通学路までなのでスクールバスも小中学生が通う通学路まで。しかし、どうですか皆さん、
高校生たちが朝晩、危険な道路あるいは暗い道路を自転車で通学しているのを見ますよね。あるいは清和地区であれば、バスがないという理由で私立に通うしかないというようなことがあります。 これがなぜ起きるかといえば、小中の教育に関しては
教育委員会、通学路の安全も市がちゃんと見てくれる。しかしながら高校になると、これは初めて知ったんですけれども、県教委は公立高校を担当する、知事部局が私立高校を所管するということで、ここも組織の縦割りがある。だけれども、
子どもたちは中学を卒業して高校に行くときに、別にそこに縦に何かあるわけじゃないですよね。ですから、
医療費無料化もそうだし、通学にしてもきちんと支援をすることが、将来の君津市の
子どもたちを育てることにつながるだろうというふうに私は考えます。 特にお伝えしたいのは、例えば、市では大学生の高速バスの支援をしているじゃないですか。だから、子育ての部門にきちんと部署、係をつくって、青少年係あるいは青年係というような形で高校生の支援をしているところもありますから、うちも
こども政策課というふうにありますよね。あの「こども」に高校生が入るのか入らないかということを、皆さん考えたことありますか。入りますよね。だけれども部署、仕事がないということですので、今回、
子育て支援サイトには、高校生の奨学金を含めてしっかりと情報をつくっていただくということで、
教育委員会から
健康こども部が動くことになりましたので、これは一歩前進ですが。ぜひ市として、高校生の支援をしっかりとしていくんだということを、考えていただきたいということを提案いたします。 何が大事かというと、君津市で将来働いてほしい、住んでほしい、ふるさとを愛してほしいと、市長が言っていますよね。そこには、医療の面、学習の面、生活の面からしっかりと
君津市役所が
高校生たちを支える、支援する、温かく相談に乗るという体制があることが、将来、君津市に住んでいただけるかどうかに絶対関わってくると思いますので、縦割りをやめて、そこを何とか市長の政治力で塞いで、この高校生の支援を充実させていただきたいと、これはお願いを申し上げます。 1点、早速具体的なことでお願いがあるんですが、
高校生たちは大学受験だったり進学のために勉強をするんですが、
パチンコ屋の跡地に民間のSUQREという
カルチャーセンターが君津駅の北口にありましたが、そこが閉鎖になりました。そして図書館も12月まで工事ということで今閉鎖中ですよね。生涯
学習センターもワクチンの関係で
勉強スペースは少なくなっているということで、今、何と君津市の高校生から連絡があって、
木更津駅前のスパークルシティの自習室を使わざるを得ない状況なので、助けてほしいというような話がありました。 木更津も富津も市に関わる会議室の開放をやっていますので、ぜひ、この後すぐやっていただきたいと思いますが、見解をお聞きします。
○議長(三浦章君)
荒井総務部長。
◎
総務部長(
荒井淳一君) お答えします。 庁舎の
空きスペースの有効活用につきましては、ご意見等をいただき、1階ロビーに試行的に市民の憩いの場としてテーブルと椅子を設置いたしました。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) 質問の通告をしたら、もうつくっちゃったということですので、よかったなと思います。憩いのスペース、市民の方と共用になりますが、市役所1階の入り口を入って左側のところに机と椅子が用意されていますので、ぜひ高校生の皆様も使って、勉強に活用していただければと思います。また、市の
ホームページやツイッターなどでも教えてあげればいいかなと思いますので、よろしくお願いします。素早い対応をありがとうございました。 そして、市長の公約について答えていただきまして、非常に丁寧な内容でございました。着手率も9割を超えていて、未着手の問題についてもきちんと計画に上げて、実現を図っていくという市長の強い意志をいただいて、ありがとうございます。 市長、もし可能であれば1個だけ聞きたいんですけれども、2期目を表明されたということで、おめでとうございます。取りあえず「き
みつ元気プラン」という市長に就任する前に公約をつくって、今回その着手率が出ているわけですが、2期目に関しては、新たに幾つか項目を足すのか、あるいは逆に今の
元気プランを基に着手率を上げていくというような方策なのか、現時点で決まっていることがあれば教えてください。
○議長(三浦章君)
石井市長。 (市長
石井宏子君登壇)
◎市長(
石井宏子君) 先日表明をさせていただきましたので、今検討中でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) というわけで、私は、本当に最初の
元気プランもいいものだし、そして市長として感じている様々なことがあるでしょうから、そこに新しい公約を追加するというのもすばらしい判断だというふうに思います。 私が指摘するとすれば、やはりその
説明責任という言葉、ちょっと硬い言葉ですが、入れていただいたのは、例えば社会情勢が変わることもあるし、政策の分野は新たなトレンドになることもありますよね。ですので、この部分はやろうと思ったときと状況が変わったのでやめますよとか、この部分は、ほかのことで実現したので取りやめますというようなことを明確に説明するとか、そっちのほうが大事かなというふうに思うんです。最初のプランを守ることと同じぐらい、それも大事かなと思いますので、新しくおしゃれな
ホームページになって、1期目の公約が今のところ
ホームページからは削除をされてしまっているので、1期目の公約も項目として全部残しておくと、将来、市民の方が興味があって見ることもできるので、その辺はまたご検討いただければなと思います。細かいことですみません。
説明責任が政治家としては大事だということを、お伝えしたかったところでございます。 あとは、具体的なところに入っていきたいと思いますが、
待機児童のことについても解消に取り組んでいただいたということがありましたので、前の鈴木市長の時代の
待機児童と、今回の
石井市長の任期における
待機児童の比較を教えてください。
○議長(三浦章君)
小石川健康こども部長。
◎
健康こども部長(小石川洋君) 自席から答弁させていただきます。 鈴木前市長が在職中の平成19年から平成30年4月1日の
待機児童数の平均でございますが、7人、
石井市長が就任されました後の平成31年から令和4年4月1日現在の
待機児童数の平均は、39人となっております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) 平均としては今回、
待機児童数が増えてしまったということが分かりました。一方で、子どもの数は減っていますので、この辺はもう少し頑張れたところじゃないかなというふうに感じています。 この4年目になって、人材派遣会社を活用した保育士の派遣を導入したこと、その予算を確保していただいたことによって、新年度になって大きく
待機児童が減っているということで、これはよかったなと思うんですが、振り返れば、去年、おととしというところで、やっぱり100人を超えるような
待機児童が出ていたときに、いち早く補正予算なり、政策判断で前倒しをしていれば、困る若い世代は減らせたかなというところもありますので、その点は少し反省が残るところかなというふうに思います。 一方で、
石井市長は、鈴木市長ができなかった木造の古い保育園の安全対策を、全ての保育園で行いました。また、民間の保育園を3園、新しく公募をして新設しました。こういったことは
石井市長にしかできないことだったというふうに考えますので、いい点と悪い点をここでご紹介させていただきました。 1点提案としてするならば、当時は12園の市立の保育園と私立が君津保育園1つという、非常に公立の割合が高い、そういう君津市の保育園でしたが、それが今、官民半々になっています。そうした中で、市の園長会議に出席できるのは公立の園だけですよね。ですので、市が持っている子育て政策や保育の意識というものを、どうやって公立や私立全てに行き渡らせていくかということが大事になってくると思います。 民間の私立の保育園も参加するような園長会議的なものを考えるとか、あとは台風のときもありましたが、市の保育園は、こういう困ったことがあったら市役所に電話すれば済むんですけれども、私立の保育園は窓口も分からなくて、おろおろしていたところが実際にはありました。ですので、防災時、災害時にも大事なことですから、公立と私立の半々の状況を全体的にどうやってうまく回していくかという、ソフト面のことが小石川こども部長ならできると思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいと、これは要望をするところでございます。 次は、全く別の話で事務的なことになります。この4年間で発生した補助金の申請漏れなどの事務のミス、交通事故、そしてハラスメント事案についてまとめて答弁をお願いします。
○議長(三浦章君) 和田
財政部長。
◎
財政部長(和田祐一君) 自席から答弁させていただきます。 補助金の申請漏れなどの事務のミスについてお答えいたします。 令和元年度分の国、千葉県補助金等の交付申請実績報告の計上漏れにより、獲得できなかった補助金等につきましては204万6,000円。内訳といたしますと、国の交付金が31万9,000円、千葉県補助金につきましては172万7,000円ございました。また、令和2年3月分の福祉施設運営事業助成金、こちらは千葉県補助事業でございますが、7万3,000円の支払い漏れがございまして、令和元年度の補助対象外となったため、2分の1にあたる3万6,500円を千葉県に返還いたしました。また、聖地公園事業に係る消費税等の申告漏れによる無申告加算税及び延滞税43万3,800円、こちらにつきましては平成27年度分から令和元年度分でございますけれども、そちらを納付いたしました。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) では、総務部に交通事故とハラスメント事案と定年前に辞めてしまった職員の数について、3点お伺いします。
○議長(三浦章君)
荒井総務部長。
◎
総務部長(
荒井淳一君) お答えします。 まず、職員の公用車による交通事故ですが、平成30年11月から26件となってございます。それから、ハラスメント事案につきましては、平成30年11月から15件の相談があり、認定したのは1件となってございます。また、定年前の退職者については、平成30年11月から令和4年4月末までで74人となってございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) これは、やはり市役所は事務がしっかりしていることというのが根本にありますので、こうしたミスがないようにするというのはもちろんなんですが、一つマネジメントとして、こうしたことが発生したときにきちんと責任ある人が責任を取るということも、次の発生を抑制するかなと思います。 交通事故に関しては、議会の指摘がありながらなかなか減らない。その背景には、全部保険で直せるんですよね。なので、これぐらいのことはしようがないかなというふうに思う世論というか、職員感情が少しあるような気もしています。研修をしっかりやっていただくことも大事ですが、しっかり行政としてマネジメントの筋を通すということを意識して、こうしたものがないように、ぜひしていただきたいと思います。 次は防災の話に行きます。 市長は、房総半島台風を就任直後に受けたんですが、まさに先頭に立って防災の取組を進めてまいりました。地域防災計画の改定や、
危機管理監にもお手伝いいただいて国土強靱化地域計画も改定をすることができました。また、具体的なことで皆さんにお伝えするならば、あの台風の大混乱時に、県の職員や東電の職員をリエゾンとして市の災害対策本部に常駐させることで、その場でスムーズな意思連絡を取り、市民への対応が早くなったということも、
石井市長が実現した功績だというふうに考えています。 1点お伺いしますが、多くの市町村あるいは団体の方が支援をしてくれましたが、その後、3年以上たちますが、お返しについてどういうふうにしてきたか教えてください。
○議長(三浦章君)
荒井総務部長。
◎
総務部長(
荒井淳一君) お答えします。 令和元年東日本台風の際に、福島県相馬市に対しまして物資支援を行っております。また、福島県沖地震の際にも相馬市に対しまして、被害認定調査事務のため令和4年5月9日から21日まで職員2名の派遣を行っております。 なお、こういう災害発生時等の支援の要否につきましては電話等で確認をしましたが、その他の自治体については本市からの支援は今のところ必要ないと、そういった実績でございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) 福島県相馬市といえば全国市長会の立谷会長のところですが、君津市からもまさに先月5月9日から21日まで職員2名を派遣していたということで、これ私、聞いていなかったような気がするんですけれども、議長は知っていましたかね。富津市の新聞記事は見たんですけれども、その辺、ぜひ市民の方にもお知らせしていただければなと。それは小さい点なんですが、1つ指摘するとすれば、先ほど言ったように100以上の市町村や団体の方が助けてくれたんですけれども、実際にお礼に職員を派遣したのがこの1回、そして物資を返したのがもう1回ということになっています。これは、やっぱりもったいないかなというふうに思います。何がもったいないかというと、多分、あの台風以降、全国の市町村で少なくとも30ぐらいは、災害対策本部が設立されるような地震や台風や大雨、そういう災害がありましたよね。 そういうときに、君津市は確かに電話で確認をしています。大丈夫ですよと言われて送っていないということなんですけれども、私たちは台風のときどうでしたか。つまり、どこの市にこれぐらいの仕事をやってもらおうというふうにしっかりと差配できるような、受援と専門用語で言いますが、そういう状況じゃなかったじゃありませんか。ですから、例えば、災害が起きたらトイレトレーラーでも職員が身一つでもいいから、取りあえずその市町村に行って、何かできることありませんかと。あれば残ればいいし、ない状況だったら帰ってくればいいというような形でやったらどうかなと、私は思うんです。 なぜかといえば、市民のために必死に働く災害対策本部の現状を見たその職員は、きっと忘れないですよね。自分の市役所に帰ったときに、もっと災害のことを考えなきゃいけないと思う。災害のときはこんなに大変なんだと分かりますよね。そういう職員が年間30人ずつ増えていったら、市の危機管理がもっとよくなる、市民の命をまさに守れることにつながるんじゃないでしょうか。 ですから、電話して要らないと言われたから行っていないじゃなくて、こちらから多くの市町村に少ない人数でもいいから職員を派遣をして、そしてお礼を返し、結びつきを強めて、職員の防災意識を成長させると、そういう方向でぜひ検討いただければと思います。無理のない範囲でですけれども、ぜひよろしくお願いします。 次は、文化の話ですね。文化や図書館の予算の減額した状況について、数字とパーセンテージを教えてください。
○議長(三浦章君) 安倍
教育部長。
◎
教育部長(
安部吉司君) お答えいたします。 まず、文化の部分で予算の補助金のほうをカットしたものといたしましては、きみつ少年少女合唱団、これが40万円減額しております。また、水と緑のコンサート事業につきましては、事業見直しということで廃止というような形にしております。 以上でございます。 (「図書館」と呼ぶ者あり)
◎
教育部長(
安部吉司君) 図書館につきましては、紙の図書は減らしておりますが、電子図書のほうを増やしておりますので、総体的には維持をしているというような状況でございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) 数字を取りこぼしているので、説明させていただきますと、今言ったようにきみつ少年少女合唱団は20%の減額、また水と緑のコンサート、指揮者の坂本先生がやっていたコンサートは450万円の減額ということです。図書購入費に関しては300万円の減額、司書補助員についても33万円減額をされたということで、いずれも増やしてくれ、あるいは現状維持をしてくれと常に要望があるところでございます。 きみつ少年少女合唱団、これが減額された結果、今年から会費がどうなったか知っていますか。
○議長(三浦章君)
安部教育部長。
◎
教育部長(
安部吉司君) お答えいたします。 議員がおっしゃられるとおり、会費のほうは上がっているというふうにお聞きしております。ただし、前々からこの団費の値上げにつきましては諸事情がございまして、役員の中でも上げることについてはいろいろ議論がされてきたというふうに伺っております。ですので、今年度の補助金の減額とは直接関係ないのではないかと。また、今回の補助金の減額につきましては、過去うちのほうの補助金で作成いたしましたCDつきの楽譜集、こちらの売上げを見込んだ中での減額ということでご理解いただければというふうに思います。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) 丁寧にご説明をいただきまして、ありがとうございます。今おっしゃったように様々な事情がありますが、現実的に少年少女合唱団のほうでは、認識として、この予算の減額が会費の増額に直結しているというような状況がございます。 あとは、市長をフォローするとすれば、まさに長年の懸案であった、今図書館の工事をしていますが、照明であったり、空調であったり、文化ホールの防水工事、これはいつやれるかというものを市長はきちんとそれに取り組む。そういう中で、こうしたソフト予算が減ったということをフォローはさせていただくんですが、
石井市長を応援していた方々にとっては、文化予算、図書予算が減らされるというのは多分考えていないところだとも思いますし、水と緑のコンサートに関しては、まさに文化、芸術が大打撃を受けているこのコロナの時期に、400万円以上減らして、事業自体をやめちゃったということで、これはあまりよくないメッセージになったかなというふうに思います。しっかりと見直して、今後、文化や図書の予算が削られないように、もう1度しっかりと考えた
予算編成をお願いしたいというふうに思います。 次は人口の話ですが、木更津市との比較を教えてください。
○議長(三浦章君) 竹内
企画政策部長。
◎
企画政策部長(竹内一視君) 自席から答弁させていただきます。 住民基本台帳の人口からでございますが、市長就任時の平成30年11月1日の人口が8万5,062人、今年の5月1日で8万1,645人と、この3年6か月で3,417人の減となってございます。木更津市との比較ということですが、同じ期間で木更津市は522人の増加ということになっております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) ほかの議員の質問でもありましたが、木更津市、袖ケ浦市は増えているんだけれども、君津市は減っているという状況があります。 ここで考えなきゃいけないのは、もちろん、日本全体を見てもと答弁にもありましたが、例えば東京から1時間の通勤圏内で、どれぐらいの市町村が減っているかというふうに数えてみたらいいと思うんですよ。そうしたら減っていないですよね。なので、そういう中で減っている君津市には、やっぱりまだまだやれることがあるということを考えたほうがいいというのが、議会のみんなの心のうちかなというふうに思います。ぜひそこはちょっと前向きに、交流人口で観光客をどうにかするという話じゃなくて、しっかりとこの人口増に対して取り組む姿勢をやっぱり考えるべきだろうというふうに思います。 例えば、東名高速を走りますと、神奈川県の大和市とか綾瀬市の辺りで「図書館来館数日本一のまち」とかという垂れ幕、高速道路にかかる橋梁に市のPRをする文言を皆さん見たことがありますかね。一番私が懸念しているのは、ふるさと納税が6億円から4億円になって、これから上がっていく要素というのは今のところなくて、右肩下がりになってしまうので、ここでもう1回てこ入れが必要だと思うんです。 なので、垂れ幕を設置したり、あるいは前回から言っていますように、文化ホールに芸能界の方、音楽家の方が来たら、市長あるいは企画部長、経済部長自ら行って楽屋あいさつをしながら、1万円でも5万円でもいいからふるさと納税をしてくださいとやったら必ず効果がありますので、その人がする効果もあるし、ネットに私はふるさと納税をしましたと載せてくれれば、それがまた新しい効果に広がりますので、ぜひ何かやっていただきたいと思いますが、見解をお聞きします。
○議長(三浦章君) 竹内
企画政策部長。
◎
企画政策部長(竹内一視君) 高速道路上でのPRということで、この取組は観光客をはじめ市内外の方に対するシティプロモーションという面では、訴求力を持った一つの取組であるというふうな認識はございます。この取組につきましては館山自動車道に関わりますことから、NEXCO東日本などと、橋梁の占用に係る手続が必要と思われます。それに加えまして、その取付け方法とか落下防止等の対応など、様々検討すべき事項はあるかと思いますので、そのあたりにつきましても調査研究させていただければと思います。 そしてまた、複数の著名人、発信力のある方への対応ということも、成果を上げる取組の一つだというふうには認識いたしますので、そのようなことも研究させていただきまして取り組めればなというふうに考えます。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) ぜひ考えていただければなと。 ここで市民の皆さんに紹介したいのが、
石井市長のいいところとして、
危機管理監は国土交通省から来られました。そして、中村統括参事は、経済産業省から君津市を助けるためにやってきましたので、ぜひ抱負をお聞かせください。
○議長(三浦章君) 中村統括参事。
◎統括参事(中村文明君) 自席より答弁させていただきます。 今ご紹介いただきました私、この4月1日より経済産業省関東経済産業局というところから参りました。経済産業省は、ご存じのとおりエネルギー政策であったり、中小企業支援、貿易、そういった様々なところをやっている省庁でございます。その中で関東経済産業局というところは、関東甲信越1都10県の現場に近い出先機関として、経済産業省が企画立案した政策、こういったところを実行する部隊ということで置かれております。 また、いろんな施策を投じる中で、現場の声というのは非常に大事ですので、そういったところの生声を拾いながら、経済産業省のほうにしっかりと届けて改善を促すというところと、あとは現場で出てくる新しい政策の芽、こういったところを次の政策につなげるというような取組をしておるところでございます。 私は、その中で中小企業支援であったりとか、あと自治体、金融機関、商工会議所をはじめとする商工団体、こういったところと連携しながら地域活性化に資する取組などを行ってまいりました。私は、その中でいろんな好事例であったりとか地域の皆様の頑張りなどを見てきて、そういったものをぜひ君津市にしっかりと還元することで、地方創生に貢献していきたいと思っております。 先ほど
石井市長の答弁でも創造と変革という言葉がありましたので、私もその言葉を肝に銘じて果敢にチャレンジしていきたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) まだ40代の若手でございますので、ぜひ君津市のことを助けていただければなというふうに思います。様々な経験をお持ちだということなので、よろしくお願いします。 最後は、配信した資料で、小糸でデマンド交通が始まるということで、市長公約が実現するわけでございますが、何点か指摘がございます。例えば、今回は小糸地区だけでやるわけですが、周南地区の六手だとか尾車は泉のバス停まで行けば乗ることができる。あるいは清和地区の日渡根、君津地区の三直地区なんかも隣まで行けば乗ることができますので、ぜひ、この点については各自治会に説明をしていただきたいなというふうに思います。 もう1つは、椅子のようなガードパイプのようなものが写っている写真がありますが、これは椅子つきガードパイプということです。例えば我々が車で走っていても、市役所の周りもそうです。あるいはジョイフルや南子安の商店街のところ、ベンチがないからバス停に重い荷物を持った高齢者の方が立っている、あるいは座り込んでしまっているという状況があります。交通安全の対策の交付金あるいはバス停の対策の事業を使うことで、椅子だとつけられないですけれども、椅子つきのガードパイプであれば、こうした補助金を活用してすぐにでもつけることができますので、試しにまず市街地で、椅子がなくて困っているようなバス停に設置していただければ、高齢者の皆さん、
子どもたちが助かると思いますので、ぜひよろしくお願いします。 もう1つは、粟倉が予約制になったことで、小糸、中島の住宅地の方からロマンの森に行けるのかというような話がございました。これは何かというと、もうバス路線は9年前からできているのに、小糸から清和に行くバスがあるということを知らない市民の方がいらっしゃったということです。これは市のPR不足ですよね。 ですので、例えば小糸川循環線という名前も変えたほうがいいと思います。なぜなら川は循環しないからです。上から下に流れるのが川なのに、小糸川が循環してさらに内回りと外回りがあるという、これは誰にも分からない、何か脳トレのクイズみたいになっていますので、これは例えば周南経由君津駅行き、小糸経由君津駅行きというふうに言い換えればしっかりと分かりやすくなるし、小糸清和線という名前にすれば分かりやすくなりますので、こうした取組、ぜひ
市民生活部長に頑張っていただいて改善をして、多くの人に使ってもらって、生活の利便性を向上させていただきたいとお願いを申し上げます。 以上で私の質問を終わります。
○議長(三浦章君) 以上で、13番、
下田剣吾君の
一般質問を終わります。 ここで議事の都合により、暫時休憩をいたします。
△休憩宣告 午前10時48分
---------------------------------------
△再開宣告 午前11時00分
○議長(三浦章君) 再開いたします。 休憩前に引き続きまして、
一般質問を行います。 なお、三浦道雄君から資料配布の申出がありましたので、お手元に配布してございます。 18番、三浦道雄君の発言を許します。
三浦道雄道君。 (18番
三浦道雄君登壇)
◆18番(
三浦道雄君) 議場の皆さん、こんにちは。日本共産党の
三浦道雄でございます。 冒頭、ロシアは無法なウクライナ侵略を直ちにやめて、無条件で即時撤退することを強く訴えておきたいと思います。 それでは、大綱3点、細目3点について伺いたいと思います。 最初に、大綱1、市長の政治姿勢についてであります。細目1として、戦争と平和について3点ほど伺いたいと思います。 1つ目は、ロシアがウクライナに侵略をして3か月が経過をいたしております。ロシアが2月24日、突然ウクライナへの無法な軍事侵攻を行いました。市長と議長名でロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する共同声明を発しましたが、ロシアへの抗議、またウクライナへの人道支援など、その後、具体的な対応等があったのかどうかお伺いしたいと思います。 2つ目は、
新型コロナウイルス感染症は収束することなく、今でも連日感染者が発生いたしております。現状をどのように認識され、対応しようとしているのか伺いたいと思います。 3点目は、危険なオスプレイについてであります。何度も伺ってまいりましたが、今、戦争と平和が問われているとき、このオスプレイの木更津基地への配備と飛行訓練が実施されていることへの危機意識があるのかないのか認識を伺いたいと思います。 大綱2は、福祉・医療行政についてであります。細目1として、社会保障制度の拡充について3点ほど伺います。 1点目は、国民健康保険制度と協会けんぽ、公務員の共済健保制度等の根本的な違い、構造的な違い等について、どのように認識をされているのかお聞かせいただきたいと思います。 2つ目として、これも関連いたしますが、君津4市、安房3市1町の国民健康保険税(料)の現況について、どのように認識をされているのか併せてお願いをいたします。 3点目は、介護保険、年金、生活保護制度等、いわゆる社会保障制度はいかなる経緯から法制化され、今日推移されているのか伺いたいと思います。 大綱3点目は環境行政についてでございます。細目1として、新井総合施設株式会社の動向について伺います。 私は、この新井総合施設株式会社のダンプカーが連日搬送されている、その場所に住んでおります。5月の連休明け頃から、産業廃棄物最終処分場へのダンプの搬入がストップしておりました。どうしてなのか分かっておりませんので、同社の今の動向等について伺います。 以上で一次質問を終わります。 二次質問以降は質問席にて行いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(三浦章君)
石井市長。 (市長
石井宏子君登壇)
◎市長(
石井宏子君) 18番、
三浦道雄議員のご質問にお答えいたします。 大綱1、市長の政治姿勢について、細目1、戦争と平和についてお答えいたします。 本市は、平成2年に平和都市を宣言しており、世界の恒久平和実現のためには、人々が互いに理解を深め合い、戦争のない社会を追求し、あらゆる差別や暴力を排除していかなければなりません。ロシアによる今回の軍事侵攻は断じて容認することはできず、私は3月に議長と連名で侵攻に対する抗議と非難、そしてロシア軍の即時無条件撤退を求める共同声明を行いました。 今般、2名の方が本市在住のウクライナ出身者を頼り避難を希望されたため、人道的見地からこれを受け入れることといたしました。そして、当面の生活支援として、本市及び職員からの見舞金や生活用品などをお渡しいたしました。今後も避難された方に寄り添った支援を行ってまいります。 次に、最近の
新型コロナウイルス感染症における新規感染者につきましては、若い世代の割合が多い状況となっています。また、高齢者のワクチン接種率は3回目接種も非常に高い状況ですが、一方で、遅れて接種が開始された若い世代の接種率は、全国的に見ても高齢者の接種率に及ばないことは私も承知しておりますので、より一層適切な情報の周知と接種の勧奨に努めてまいります。 次に、陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備されているオスプレイにつきましては、引き続き、千葉県及び木更津市をはじめとした県内の関係自治体と情報を共有し、市民の皆様の不安を払拭できるよう努めてまいります。 私は、ロシアの侵攻によるウクライナの惨状を目の当たりにし、改めて平和の尊さ、戦争の悲惨さを実感したところでございます。そのため平和行政を推し進め、この思いを次の世代に伝えてまいります。 大綱2、福祉・医療行政について、大綱3、環境行政についてにつきましては
担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○議長(三浦章君) 茂田
市民生活部長。
◎
市民生活部長(茂田達也君) 自席から答弁させていただきます。 大綱2、福祉・医療行政について、細目1、社会保障制度の拡充についてお答えいたします。 国民健康保険税につきましては、協会けんぽや共済組合にはない世帯員の加入者の数に応じてかかる均等割や、各世帯に定額でかかる平等割を賦課することが地方税法により定められており、このことが税額を高くしている要因の一つと考えております。 本市の国民健康保険税額につきましては、給与収入420万円、40歳代の夫婦と子ども2人の4人のモデル世帯で試算いたしますと、協会けんぽと比較して約19万円高く、そのうち均等割及び平等割に相当する部分が約17万円となります。一方で、全国知事会が要望した1兆円の公費負担増があった場合の国民健康保険加入世帯への効果額を試算いたしますと、1人当たり3万8,000円程度で、モデル世帯では均等割及び平等割に相当する額とほぼ同額となり、税額は協会けんぽ並みとなります。 他の自治体で同様の試算を行っているかにつきましては、木更津市以外は把握いたしておりませんが、本市と同じ条件で、君津地域3市、安房地域3市1町を独自に試算いたしましたところ、半数の自治体でほぼ同様の結果となりました。今後も、全国知事会や全国の市町村、国保関係者とともに、国民健康保険が将来にわたり持続可能な制度となるよう、財政支援の拡充について引き続き国へ要望してまいります。 次に、社会保障制度につきましては、国民の安心や生活の安定を支えるセーフティネットであり、憲法において、国が社会保障の向上や増進に努めなければならないとされております。社会保障制度の推移につきましては、昭和20年代の戦後の混乱の中で生活困窮者を救うための生活保護法の制定から始まり、昭和30年、40年代には、高度経済成長により生活水準が向上する中で、社会保障制度の充実強化を求める機運が高まり、全ての国民が助け合い、医療における機会均等と老後の生活を保障するため、国民皆保険と皆年金の法整備が行われました。近年では、
少子高齢化など社会環境が大きく変化する中、社会保障制度においても様々な課題に対し制度改正を行いながら、国民の生活を生涯にわたって支えるものであると認識しております。 以上でございます。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱3、環境行政について、細目1、新井総合施設株式会社の動向についてお答えいたします。 新井総合施設株式会社の産業廃棄物最終処分場につきましては、現在、第2期処分場と第3の1処分場が稼働しておりまして、市では、ダンプカーの搬入状況や廃棄物の埋立て状況等につきまして、継続的な監視を行っておるところでございます。 このような中で、令和4年3月11日に千葉県が市の立会いの下、第2期処分場の立入り検査を実施いたしましたところ、23層目の廃棄物層が維持管理計画で定められた厚さを超えて埋立てをされていることが確認されたため、県は事業者に対しまして、速やかに過剰な廃棄物の撤去等の是正対策を行うよう指導いたしました。事業者によりますと、是正対策を優先的に実施するため、5月11日から6月14日までの期間につきましては廃棄物の受入れを行わないとのことでございまして、このことから、現在、ダンプカーの搬入がない状況となっております。 市といたしましては、今後も県と連携しながら当該是正対策も含め、監視に努めてまいります。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) それでは、二次質問をさせていただきますけれども、今、答弁のありました新井総合施設の問題について最初に伺いたいというふうに思いますので、お願いいたします。 ただいまの答弁を聞きますと、令和4年3月11日に現場で過剰な廃棄物といいますか、それが確認をされたと。いわゆるルール上の積み上げではなくて、維持管理計画に定められた厚さを超えて埋め立てられたというふうに述べられましたけれども、そして、しかも23層目の廃棄物層がというふうに言われております。やり取りの中で言っている意味がよく分からない場合もありますので、維持管理計画に基づいて埋立てをしていく工程といいますか、そういうものがどういう工程でやられているものなのか最初に教えていただきたいと思います。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 廃棄物の埋立てにあたりましては、許可申請書の中に維持管理計画を添付してございます。事業者につきましては、この維持管理計画に基づいた埋立てを行っていくということでご理解いただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) 今の説明だけだとちょっと分からないので、私のイメージで言わせていただきますと、要するに処分場がありますよね。その処分場の中に産廃を埋め立てるわけです。埋立てをする場合に、何メートルを埋め立てるという形になるわけですね。そして、さらにその上に覆土といいまして、いわゆるサンドイッチ方式にして、どんどん積んでいくということだろうというふうに思うんですね。 ですから、そのサンドイッチに積んでいった23番目の層といいますか、よく層という話が出ますけれども、木目もそうですし、いろんな意味で地層の層と言いますけれども、その23番目の層の部分がいわゆる規定よりも厚く積み増しをされていた、そういう認識でいいんでしょうか。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 当初計画していた23層目の厚さよりも、廃棄物が高く積まれていたということで、議員おっしゃるような形ということで理解しております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) それはいわゆる法令違反なんでしょうか。その辺の認識はいかがでしょうか。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 この層の厚さについては、先ほど申しました維持管理計画の中で事業者が提出してございます。それに基づかない、それを超える範囲で廃棄物を埋め立てたということで、県のほうは指導しております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) それでは、もう重大な問題が発生をしました。実は、新井総合というのは市民団体等から第3期処分場の差止めを求める訴訟が行われている、言わば被告側でございます。そして千葉県は、第3期処分場を許可したということで、その許可の差止めといいますか、許可の撤回を求める訴訟も行われているという、言わば当事者の事業でございます。 何で被告として訴えられている事業所が、そういう法令、ルールに反することをこの時期にやったのかということを、私はなかなか理解ができないんですけれども、市長はこの報告を受けられたでしょう。受けられて、市長はこのことについてどのように感じられたのか見解をお聞きしたいと思います。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) 市といたしましては、今回のこの事案につきましては大変遺憾に感じておるところでございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) それでは、遺憾という一言で特別何か県に対して抗議するとか、新井に対して視察に入ってその推移を見守るとかという、そういうふうなことはしていないわけですね。 私は地元におりますのでよく分かるんですけれども、ダンプカー1台が大体、人の話ですと、正確に分かりませんけれども、30万ぐらいの費用らしいんです。それが私の調べでは、それまでの間は大体20数台から30台搬入されていたわけですよ。それが5月11日から6月14日までストップするということは、事実上の営業停止処分を受けたのか、どうなのかという点の認識についてお聞きしたいんですけれども。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 今回、ダンプカーの搬入を停止しておりますのは、この是正対策を行うために事業者が自主的に搬入停止をしているということでございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) その事実を発見して、原状復帰するように行政指導したというわけではないんでしょうか。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) 搬入停止までの指示はしてございません。あくまでも、搬入停止につきましては事業者の自発的な行為ということでございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) それでは、行政指導といいますか、そういうことについては、新井総合の社長、あるいは現場の君津環境整備センターの所長、どちらに言ったんでしょうか。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) 今回の指導につきましては、あくまでも法人としての新井総合施設株式会社に対して行われているものでございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) 私も何度か所長を含めていろいろ話もしたことがあるんですけれども、非常にうさんくさい会社だなとはずっと思っていましたけれども、こういう事態が起きたので念のために伺うんですけれども、現在第2期処分場が稼働している。また第3期の1の部分が稼働しているんですけれども、それらの部分については、今発見されたような事態というのはなかったんでしょうか。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) 特にそういった事案はないものと理解しております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) それでは、今部長からの答弁で会社等に対して行政指導したということでありますので、そうしますと、公式な行政指導であれば、行政指導に対する文書というものがあるんでしょうか。あるのであれば、それを開示していただきたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) この指導に対する文書につきましては、あくまでも県が法人に対して行ったものでございまして、こちらとしてはそういった文書は持っておりません。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) 持っていないというのであれば、それを県のほうに言って、もらうことができるんでしょうかというふうに聞いているんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○議長(三浦章君) 鈴木
経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 それについてはただいま即答はできませんが、県のほうに確認しなければならないものというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) これは、
君津市議会だけでとやかく言う問題でもなさそうなので、我々も共産党の県議団とも相談しながら、この問題を引き続き追及していきたいなと思っているんですね。ですから、行政指導したということに対する文書をぜひ頂いてもらいたい。そして、できればそれをきちんと開示をしていただきたいというふうに思います。 それでは、以下の2点について、安心・安全を常に標榜しながら市政運営をされている市長にぜひお伺いしたいんですけれども、
石井市長もご存じのとおり、新井総合施設株式会社は第1期処分場の事故に対処して、その後の第2期や第3期は万全に我々は運営していると。これは視察に来た方々含めて、そういうふうに言っているわけです。私に言わせれば豪語しているんですね。どっちかというと。 しかし、今回こうした事態が発生をしてしまったわけですので、これに対して市長としてどういうふうな捉え方をしているのか、これを1点伺います。関連してですけれども、もう1つは、新井総合施設株式会社は、少なくとも第1期処分場問題で6回程度千葉県から行政指導を受けております。しかしながら、依然として対策は講じておりません。そして今回のようにずさんな処理を現在も行っているという事業者でございます。このまま産業廃棄物処分場を事業として続けさせていいものかどうなのかということを私も疑義に思いますけれども、市長の見解をお聞かせいただければありがたいので、お願いいたします。
○議長(三浦章君)
石井市長。 (市長
石井宏子君登壇)
◎市長(
石井宏子君) お答えいたします。 新井総合の件につきましては、当初より反対を貫いている姿勢でございます。また、今回の件については大変遺憾なことだと思っておりますし、今回のことも、それから第1期の処分場のことも含めて再三にわたり県に要望に参っておりますし、今回のことに関しても、市といたしましては強く口頭で申入れをしているところでございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) 心強い答弁をいただきまして、誠にありがとうございました。ぜひ、共に頑張っていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、いい答弁をもらったんですけれども、次の戦争と平和のところに入りたいと思いますので、よろしくお願いします。 大綱1点目の市長の政治姿勢についてなんですけれども、ロシアの無法なウクライナ侵略に対して、政治家の市長として共同声明を発表してくれたということは、私も評価をしているところでございます。しかしながら、あれから3か月がたって、今現在、この3か月の間に人道支援問題でウクライナの青年を支援しているというのは新聞報道もされていますし、立派な行為でいいんですけれども、ロシアがともかくウクライナに侵略をして、毎日テレビで報道されるのを見れば、戦争というのは本当に恐ろしいもので何もかも破壊してしまうわけです。人の命も奪ってしまう。 これが続いてしまっては困るわけなので、私も、そういう意味では一刻も早くやめてもらいたいと声を発しておりますけれども、市長も政治家として、君津市民の安心・安全、市民の命が関わるようなこういう戦争がさらに拡大してしまって困るわけなので、どういう行動をされているかということを伺ったんですけれども、先ほどの答弁以外はないんでしょうか。
○議長(三浦章君) 竹内
企画政策部長。
◎
企画政策部長(竹内一視君) 自席から答弁させていただきます。 答弁と重複する部分があるかと思いますが、本年3月7日でございますが、市と市議会の共同によりますロシアへの共同非難声明を発表後、同月12日からは、この軍事侵攻によります犠牲者への哀悼と平和への祈念を込め、久留里城址に建つ天守閣を青と黄色のウクライナ国旗の色にライトアップをしたところでございます。同時に、ウクライナでの人道危機対応に係ります救済活動等を支援するため、市役所庁舎や各行政センターに募金箱を設置し、救援金を募っております。 さらには、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する共同声明をウクライナ語へ翻訳し、市
ホームページに掲載することにより、本市の姿勢を国内外へとアピールをしてございます。また、さらには4月8日でございますけれども、本市在住のウクライナ出身者からの相談を受けまして、現在に至るまで、人道的見地から2人の避難者の生活支援など、寄り添った支援を今日まで続けてきております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) 私の思いは分かるでしょう。先ほど答弁の中で「私は」と答えていただきましたから思いは分かりましたので、具体的にどのようなメッセージをさらに発していくかということが大事だろうというふうに思いますので、その辺は、毎日の新聞報道も含めてみれば、あの惨事をこのままいつまでも続けさせるわけにいかないし、ロシアが無法に侵略したことが悪いわけですから、その辺もきちんと批判しながら、国に対してもそういう方向でやるというような訴えもぜひやってほしいなというふうに思います。その辺だけにしておきます。 先般出された共同声明の中身を広く市民の人たちにも知ってもらって、
石井宏子市長は、あの戦争を一刻も早くやめてほしいという思いを持っているんだということを知っていただきたいなというふうに私は思っております。 それでは、次に大綱2点目の福祉・医療行政についてでございますが、社会保障制度について先ほどるる答弁をいただきました。答弁された方が今回替わったというか、
市民生活部長から答弁いただいたので、ほぼ、これまでの答弁と同じ中身ですので、それを確認しながら、また、私は皆さんのところに資料配布をお願いしてございますので、それらを見ながら、高い国保税の引下げという問題について議論をさせていただきたいなというふうに思うんです。 特に、議場にいらっしゃる幹部職員の皆さん、そして市議会議員の皆さんにも私の思いを知ってほしいということで、資料配布をさせていただきました。 最初に、事前にこの資料は
市民生活部長、それから
福祉部長にはあらかじめお届けいたしておりましたので、お二人とも、もしできればこれを見てどのような感想を持ったのかというのを教えてください。この資料は共産党が作ったもので、君津市が示したのは40歳代420万円のシミュレーションで、こういう金額ですよということでしたが、私どもは総収入が400万円ですね。この表でいきますと、233万円の所得に対して課税をした場合のシミュレーションでございますので、この表をご覧になって、感想を一言ずつお願いいたします。
○議長(三浦章君) 茂田
市民生活部長。
◎
市民生活部長(茂田達也君) お答えいたします。 まずは、君津地域4市だけでなく、安房地域まで含めて試算されているということなど、国保改革に対する三浦議員の強い思いを改めて感じたところでございます。また、この資料を拝見させていただきますと、各自治体の税額がやはり異なっております。こちらにつきましては、国保の広域化の際に県のほうで標準的な水準を定め、市町村がそれを参考に決定しているというところで違いが出ているということでございます。 自治体によって税額が異なることにつきましては、所得水準であるとか、医療費水準であるとか、そういったものが各自治体違いますので、実質的な
市民負担の平準化をしようとするものと理解しておりまして、これにより税額が自治体間で異なることについては理解するところでございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君) 嶋野
福祉部長。
◎
福祉部長(嶋野晃広君) 自席から答弁をさせていただきます。 今、
三浦道雄議員のほうからお話ありましたけれども、昨年度まで私、保健
福祉部長という立場で国保のほうを所管しておりました。今年度は
福祉部長ということで直接の担当ではないですけれども、福祉という大きな視点もありますので、私のほうの感想をお話しさせていただきたいと思います。 事前にこちらの一覧表のほうは拝見をさせていただいておりました。君津地域と安房地域についてシミュレーションをしていただいているところなんですけれども、同じ君津地域の中、要は経済圏が同じで医療圏も同じというところの中でも、国保税についてはこれだけの差があると。また、安房地域のほうでも、同様に同じ経済圏、医療圏にありながらこれだけの差があるというところで、県内全ての国保税を同じにするというのはなかなか難しいとは思うんですが、君津地域や安房地域だけでも、国保税については同一水準の金額にすべきではないかというふうに、私のほうは感想を申し上げたいと思います。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) 今の感想的な答弁だと、私が皆さんにお示ししております資料の意味が理解されているというふうに思わないので、私のほうから解説的に話をしたいというふうに思います。 まず、君津4市のほうをご覧いただきたいというふうに思います。 右端のところの備考欄に、100円未満は切り捨てるというふうに書いてあるんですけれども、切り捨てると、木更津市は41万8,200円ですね。その下の君津市は41万7,700円です。木更津より500円ほど君津が安いということです。その下の段が富津市ですが、富津市は41万7,200円ですので、さらに500円安いと。だから木更津と比べると1,000円安いと。1,000円といってもこれは年間ですからね。 それから一番下の段の袖ケ浦市ですけれども、100円未満を切り捨てますと37万7,600円ということで、木更津と比べると4万600円安いんですよ。同じ君津4市の中の市民ですよ。住んでいるところで、何で国民皆保険制度である保険料の差があるのかというのは、不思議じゃないですか。私は不思議だと思っているんですね。それで、この問題をずっと今やっております。 それで、後面をご覧いただきたいと思いますが、館山市が41万4,400円になります。その下の鴨川です。これがひどいんですね、鴨川市が45万2,200円になります。そして、その下の南房総市が36万5,400円になります。一番下の鋸南町ですね。町なのに41万9,300円なわけでございます。 そうしてみますと、私ども日本共産党南部地区委員会というのは、この君津4市と安房3市1町を管轄しているんですね。ですから、そういう点でこの問題も、君津4市だけじゃなくて安房郡市も入れて資料を作らせていただきました。 金額的に見ますと、一番高いのが鴨川なんですね。鴨川は45万2,200円で、断トツに高いのはなぜかと私は思うわけです。そして逆に、鴨川の下の南房総市は36万5,400円で、鴨川市と南房総市を比べると、この差が何と年間8万6,800円も違うんですよ。住んでいるところで医療の差別があるというふうに私は考えたんですね。実際、高い保険料を払ってもサービスを受けるときは同じですから、1割負担だとか2割負担、3割負担でやられるわけですね。何でこういうふうな形になってしまうのかという、この矛盾の認識を聞きたいんです。お願いします。
○議長(三浦章君) 茂田
市民生活部長。
◎
市民生活部長(茂田達也君) お答えいたします。 先ほども申し上げましたけれども、現在の国保税の決め方というところで、県のほうで標準的なものを決めて、それから市が各財政状況であるとか、いろんなことを加味して決定しているということだと思います。個人的な見解になりますけれども、例えば鴨川市だと大きな病院があって、医療費の水準が高いとか、あと南房総市は高齢化率が高いというところで、所得水準であるとか、そういったことにも影響があるのかなというところでございます。あとは財政状況等を加味した中で、こういった違いが出たのではないかという認識を持っております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
三浦道雄君。
◆18番(
三浦道雄君) まだ、私の認識の到達点になっていないようですので、この表で私が矛盾、不文律だと思っていることについて述べさせていただきたいと思います。 まず、表面のほう、君津4市のところをご覧いただきたいんですけれども、国民健康保険税に課税する根拠というのは何かといいますと、冒頭言いました所得に対する所得割というのがある。所得に応じた負担を応能負担と言いますけれども、これが所得割です。他の社会保険、先ほど冒頭述べました協会けんぽだとか、公務員の皆さん方が入っている共済健保には、応益負担というのがないんですね。応益負担というのは何なのかというと、この表で見ますと均等割というところです。それから、平等割というのも応益負担と言われているやつなんです。ですから、国保だけ他の社会保険にはない応益負担というのがあるんですよ。そして、課税の仕方もまたばらばらなわけです。 まず左端のところの医療保険分による所得割、木更津市は8.01%課税いたしております。君津市は7.30%課税をいたしております。富津市は6.6%の課税、袖ケ浦市が6.40%の課税の仕方をしていますから、所得割に対する課税というのは袖ケ浦が一番少ないので、当然、袖ケ浦市の国民健康保険税総体は他市よりも安くなるという、当然の理なんですね。 その次に均等割というのがあります。均等割というのは、悪い言葉で言うと頭割、人数割なんですね。その世帯の人数に等しく課税するというやり方で、木更津市は1人2万円になっております。そして、妻も2万円になっています。子ども2人も、2万円。木更津は君津と同じになっております。木更津と君津は所得割、均等割がほぼ同額ですので、金額がそう遠くないということが言えるだろうというふうに思います。 それと比べて富津をご覧ください。富津は、私に言わせるとごまかしのやり方をしているんですね。まず、ご覧いただきたいのは、医療保険分が6.6%という形で課税をいたしておりますので、この部分については比較的安いんですね。ところが、均等割をご覧ください。均等割が何と君津市は2万円なのに対して富津市は夫3万6,000円、妻3万6,000円、子ども2万5,200円ですね。これはもともと3万6,000円だったんですけれども、富津市がいち早く子どもの均等割だけ軽減したんですね。その結果、この金額になっているんですけれども、いずれにしても均等割が高いということなわけです。 結局、国保は多少下がったときもあるけれども、何でまた上がるのかといったら、均等割と平等割があるせいなんですね。これを各自治体がそれぞれの国保会計との関わり合いで、支出が多くなっちゃえば赤字になりますので、それで国保を上げざるを得なくなってしまうという問題があるわけです。ここの問題を改善しない限りは、国民健康保険税の制度そのものがいずれ崩壊しちゃうと。国保が高くなってしまえば、払いたくても払えなくなる。現実そういう事態があるわけであって、どんどん国保が高くなってしまう。そういうシステムになっていますので、私は、全国知事会が国に1兆円の公費負担をしてもらって、言わば不文律な応益負担部分の均等割と平等割をなくす、そうさせるためには、どうしても今の負担金以外の負担をしてもらわないと、なくせないわけです。そこに、全国知事会が気がついたんだと思うんですね。そして、全国知事会がそれを国に訴えたということだろうというふうに思うわけです。 私も、その中身について非常に共感をする部分があったので、やっぱり地方自治体の長の皆さん方をはじめ、議会の皆さん方のご協力もいただきながら、ともかく国に対しての1兆円の公費負担増を求める運動といいますか、この要請活動をどんどん強めていきたいという思いから、毎回この問題を言っているわけでございます。 しかしながら、いずれにしても法律的な中身の問題というのは、こういう細かいパーセントがどうのこうのと出てくるのでなかなか分かりにくいんですけれども、国保がなぜ高いかのからくりは、他の保険にはない応益負担というのがあるからだということなわけです。これは、国民に課税をしていく上での不平等な課税の仕方であって、許されるものではないんじゃないかと私は思います。やはり国民の皆さんには、公平な税負担を求めるというのが原則でございますので、応能負担での課税は仕方ありませんけれども、この応益負担の課税の仕方は間違っているということなので、その点をご理解をいただきながら、皆さんの力も借りながら、ぜひこのことを引き続き議論しながら、深めながら、運動を強めていきたいなというふうに思っております。 時間となりましたけれども、社会保障制度について一言。例えば今、生活保護費を減らされたことによる裁判が行われていますけれども、社会保障というのは拡充されているというふうに思うのかどうなのか、認識を最後に伺って質問を終わります。よろしくお願いします。
○議長(三浦章君) 嶋野
福祉部長。
◎
福祉部長(嶋野晃広君) お答えをさせていただきます。 社会保障制度については、先ほど一次答弁で推移を申し上げましたが、昭和30年、40年代に国民皆保険、皆年金というのができまして、全ての国民が助け合うという仕組みがつくられたところです。その後、戦後の世界的な社会保障制度の拡充の流れがありまして、我が国でも社会保障制度の拡充が図られてきました。それに伴い、国による財政支援への依存度は増し、国の責任も拡大をしたところです。 社会保障制度を取り巻く環境につきましては、
少子高齢化による人口構造の変化や低所得層の拡大など、近年大きく変化をしております。議員ご承知のとおり、平成以降は社会保障制度の拡充として、平成9年に介護保険法が制定されまして、介護に焦点を当てた拡充が特に図られておりまして、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように介護事業の展開をしておりますが、憲法でうたわれているように、国民が安心して生活できるよう、国がその時代の要請に合った制度の拡充を図っていくものと考えております。 以上でございます。
○議長(三浦章君) 以上で、18番、
三浦道雄君の
一般質問を終わります。
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△日程第4 議案第1号(質疑、
委員会付託)
○議長(三浦章君) 日程第4、議案第1号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第1号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
---------------------------------------
△日程第5 議案第2号(質疑、
委員会付託)
○議長(三浦章君) 日程第5、議案第2号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第2号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
---------------------------------------
△日程第6 議案第3号(質疑、
委員会付託)
○議長(三浦章君) 日程第6、議案第3号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第3号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第7 議案第4号(質疑、
委員会付託)
○議長(三浦章君) 日程第7、議案第4号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第4号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第8 議案第5号ないし議案第7号(質疑、
委員会付託)
○議長(三浦章君) 日程第8、議案第5号ないし議案第7号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第5号ないし議案第7号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第9 議案第8号及び議案第9号(質疑、
委員会付託)
○議長(三浦章君) 日程第9、議案第8号及び議案第9号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第8号及び議案第9号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第10 議案第10号ないし議案第13号(質疑、
委員会付託)
○議長(三浦章君) 日程第10、議案第10号ないし議案第13号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第10号ないし議案第13号をお手元に配信してあります付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査の付託をいたします。 なお、議案第12号及び議案第13号に関しまして、補正予算審査分類表をお手元に配信してありますので、ご了承ください。
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△日程第11 議案第14号(質疑、
委員会付託)
○議長(三浦章君) 日程第11、議案第14号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第14号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第12 議案第15号(質疑、
委員会付託)
○議長(三浦章君) 日程第12、議案第15号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第15号をお手元に配信してあります付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査の付託をいたします。 なお、補正予算審査分類表をお手元に配信してありますので、ご了承ください。
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△日程第13 報告第1号ないし報告第3号(質疑)
○議長(三浦章君) 日程第13、報告第1号ないし報告第3号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) 13番、
下田剣吾でございます。すみません、勘違いで通告を忘れてしまいましたので、突然になりましたが質問いたします。 報告第3号の公益財団法人君津市文化振興財団、文化ホールの運営者についてご質問なんですが、これから多額の大規模改修の費用も見込まれる中、会派としてもホテルの誘致を計画しようとか、何とかして私たちの市には余りある文化ホールを維持管理し、そして皆さんに使い続けてもらおうと思って工夫しているところですが、予算書の22ページを見ると、市の補助金が幾らで、そして特定の寄附をどんどん集めようというようなことも加味されていませんし、人件費が幾らで管理費が幾らでというものが全く反映されていない。いわゆる予算説明書というものがないわけでございます。 市議会としては、指定管理料を払うという審議しかできない中で、このようなことで
説明責任が果たされるのかと思いますが、今後改善の方向性についてお聞かせください。
○議長(三浦章君)
安部教育部長。
◎
教育部長(
安部吉司君) お答えいたします。 議員ご指摘のように、文化振興財団につきましては、基本的に企業会計に準じたような形の会計処理というふうになっております。ご指摘のように、やはりこれだけを見た中では、補助金がどのように生かされているのか、またどのような努力をして収入を増やしているのかというのが見えない状況かと思います。その中で、どういった形でお示しすれば分かりやすいのか、これにつきましては財団のほうと協議した中で、お示しできるようなものがあれば、今後考えてまいりたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) 要望になりますが、以前は副市長が理事長を務めておられましたので、我々議会も安心して、変なことは行われないだろうなということでございましたが、現在は民間の方となっております。ぜひ経営改革の視点で、しっかり文化ホールが維持発展できるように、その辺のマネジメントの強化、
説明責任の強化を図っていただきたいと要望いたします。 以上です。
○議長(三浦章君) ほかに質疑ありませんか。 (発言する者なし)
○議長(三浦章君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。
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△日程第14 請願第1号並びに陳情第3号及び陳情第4号(質疑、
委員会付託)
○議長(三浦章君) 日程第14、請願第1号並びに陳情第3号及び陳情第4号を一括議題といたします。 直ちに請願第1号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております請願第1号並びに陳情第3号及び陳情第4号をお手元に配信しております付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第15 休会について
○議長(三浦章君) 日程第15、休会についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議案調査及び委員会審査のため、6月10日から6月21日までの12日間を休会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、6月10日から6月21日までの12日間を休会とすることに決定いたしました。 なお、委員会の開催日及び日程につきましては、会期日程表のとおりお願いいたします。 また、6月22日の本会議は、議事の都合により午後2時から開きますので、ご参集願います。
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○議長(三浦章君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。 長時間にわたりまして、ご苦労さまでございました。
△散会宣告 午前11時55分...